Miracastを用いてHoloLens 2の映像をPCに映す

Tips 2020-07-06

「HoloLens画面のライブ共有で困った経験はないでしょうか。」

HoloLens 2は[Miracast]と呼ばれる無線でのディスプレイ伝送の機能を持っており、 Miracast受信端末やWindows 10 PCに動画をストリーミングで配信ができます。 Windows 10 PCの場合はプリインストールされている[接続]というアプリを使用す ることでHoloLens 2からのMiracastを受信できます。このPCからモニターやプロ ジェクターに出力することで、HoloLens 2装着者以外でも装着者が何をしているのか を見ることができます。

この機能を使用して、mixpaceをHoloLens 2装着者以外の人と共有する方法をご紹介します。

この記事を読んでできること

・HoloLens 2で見ているホログラム映像をリアルタイムでPCに共有する

対象ユーザ(読者)

・社内でHoloLens 2のデモをする際、自分が体験しているMR映像を直接相手に見せたい人。

・プレゼンテーションにHoloLens 2を使いたくても、実機が1台しかなくて諦めた人。

操作手順

Windows 10 PC側の準備

・Windows 10 PC側で[接続]アプリをスタートメニューから起動します。(図1)

・[接続]アプリを起動すると、接続するためのPC名(ここでは「LAPTOP-AILCM624」)が表示されます。(図2)

図1

図2

次にHoloLens 2側の準備です。

・HoloLens 2でホームメニュー下部にある[接続]ボタンを選択します。(図3)

・選択すると、接続先一覧が表示されるので、その中から接続するMiracast受信端末やWindows 10 PC(ここでは「LAPTOP-AILCM624)を選択します。(図4)

図3 (HoloLens2上でのキャプチャ画像)

図4 (HoloLens2上でのキャプチャ画像)

これで、HoloLens 2とWindows 10 PCを接続することができました。

接続が完了すると、HoloLens 2のカメラ映像とホログラムが合成された映像がPCの接続アプリに表示されます。(図5)

図5 (HoloLens2上でのキャプチャ画像)

次に、HoloLens 2とWindows 10 PCが接続された状態でHoloLens 2でmixpaceを起動します。

起動すると、mixpace上で表示した3DモデルをHoloLens 2装着者以外の人と共有することができます。(図6,図7)

図6 (HoloLens2上でのキャプチャ画像)

図7 (HoloLens2上でのキャプチャ画像)

・今回の例では、ノートパソコンの画面に[接続]アプリを表示していますが、プロジェクターや大きなモニターに表示することで、mixpaceをプレゼンテーションや設計レビューなどによりご活用いただけます。

・また、[接続]アプリを画面共有機能を有するweb会議サービスを用いることで、遠隔地にHoloLens 2のカメラ映像とホログラムが合成された映像を共有することができます。

※外部サービス利用に関してはサポート対象外となっており、生じた一切のトラブルに関して、一切の責任を負わないものとします。

うまくいかない時の対処法

・HoloLens 2とWindows 10 PCのOSアップデートを確認する。

・機内モードになっていないか確認する。

・社内セキュリティシステム上問題がないか確認する。

Miracastは無線通信を行うため導入されているセキュリティシステムによって、利用できない場合がございます。その場合は社内のセキュリティ担当者等へご確認ください。また、Miracastについての技術的サポートは、mixpaceサポートデスクのサポート対象外となります。

・無線通信が可能なPCか確認する。

Miracastは無線通信が必要となります。デスクトップPCなどで、マザーボードに無線機能がない/無線通信カード/無線LANカード/ネットワークアダプターを搭載していない/無線子機がついていないなどの場合は、(図8)のような表示になります。

この場合、一般向けに販売されている無線子機やmiracastレシーバーを使用することで、Miracastが利用可能になります。

図8