属性情報表示機能を実装しました

この度、建設業のユーザーの皆様からのご要望が多かった属性情報の表示機能を実装しました。
最新リリースのmixpace iPad版・HoloLens 2版の両方でBIMデータ由来の属性情報を部材単位で選択・表示できます。
RVT・IFC以外のファイル形式では、形状由来の情報が表示されます。





  • 本機能は開発中のものではありますが、ユーザーの皆様からより多くのフィードバックを得るために提供しております。
  • 取得できる属性情報の内容、選択中部材のハイライト表示や属性情報の表示などのUIに改善の余地がございますことを予めご了承ください。


■ iPad版

iPadのカメラを向けた先の3Dモデル上の部材の属性情報を表示します。

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属性情報表示ipad-1 属性情報表示ipad-2

  1. 画面右下の「属性情報」ボタンをタップすると属性情報表示機能がアクティブになります。
  2. 現実空間に配置されている3Dモデル上の部材に向かってiPadのカメラを向けると(画面中央の「+」マークと重ねると)、対象の部材の属性情報が画面右に表示されます。
  3. 属性情報は、連続表示モード・固定表示モードの2つの方法で選択と表示が行えます。

連続表示モード(画面左側のカギアイコンがアンロックの状態)

属性情報を表示する3Dモデル上の部材を、iPadのカメラを向けた先(画面中央の「+」マークが重なった部材)に応じて連続して切り変えることができます。
3Dモデル上をスキャンするかのように複数の部材の属性情報を連続して表示したい場合はこのモードが便利です。





固定表示モード(画面左側のカギアイコンがロックの状態)

連続表示モードで選択中の部材の属性情報表示をロックします。
対象の部材からiPadのカメラを外して、ゆっくりと対象部材の属性情報を確認したい場合はこのモードが便利です。







■ HoloLens 2版

エアタップで選択した3Dモデル上の部材の属性情報を表示します。

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属性情報表示1HoloLens2-1 属性情報表示1HoloLens2-2
属性情報表示1HoloLens2-3 属性情報表示1HoloLens2-4

  1. ハンドメニューの「属性情報」ボタンを押すと、属性情報表示モードに移行します。
  2. 属性情報表示モードでは選択した3Dモデル上の部材の属性情報がパネル上に表示されます。
  3. 属性情報パネルは選択した部材の傍に表示されますが、利用者から位置が遠い場合はポインターで属性情報パネルを選択し、手前に引き寄せることができます。
  4. 属性情報パネルは他の部材を選択するか、パネル右上の「X」マークを押すことで閉じます。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
今後とも「mixpace」をよろしくお願いします。