mixpaceがDWG・DXF形式3Dモデルの色表示と反転したポリゴン面の描画に対応しました

mixpaceアプリのアップデートを行い、DWG・DXF形式3Dモデルの色表示と、建築系・製造系3D CADモデルをmixpaceでポリゴン形式に変換した際に時折発生する反転したポリゴン面の描画に対応しました。
アップデート後のバージョンはiPad版がver.3.3、HoloLens 2版がver.3.2.2となります。

   


DWG・DXF形式3Dモデルの色表示に対応

今までのmixpaceではAutoCAD標準のファイル形式であるDWGとその互換形式のDXFをWebアプリで変換した場合、色情報が反映されず、mixpaceアプリではグレーで表示されていました。
今回のアップデートでDWG・DXF形式3Dモデルの色が変換後の3Dモデルに反映されるようになりました。


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反転したポリゴン面の描画に対応

mixpaceではWebアプリにBIMや3D CADデータをアップロードすることで、元のBIM/CAD形式からHoloLnes 2やiPadでの表示に適したポリゴン形式へ変換されますが、元のデータの性状によっては3Dモデルの形状を構成している3Dメッシュの一部がポリゴン形式への変換時に裏表が反転する場合があります。
今までのmixpaceではポリゴン面の表面のみ表示される設定であったため、反転したポリゴン面は描画されず、面が欠損してたり、内側の面のみが描画されている様に見えてしまっていました。
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今回のアップデートでは反転したポリゴン面も描画するように設定を変更し、実際には存在している3Dメッシュが欠損したり透けて見える現象を改善しました。
これによりポリゴン面の反転が発生した場合でも、mixpace上で3Dモデルの形状を正しく表示することがでできるようになりました。
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一点だげご注意いただきたいのが、反転したポリゴン面(ポリゴンの裏面)の描画色の明度の違いです。mixpaceのiPad・HoloLens 2アプリでの3Dモデルの描画では、バーチャルなライティングにより3Dモデル表面に明暗が付いていますが、ポリゴンの裏面の描画ではこのライティング効果が適用されず、ポリゴンの表面の描画と比較して少し暗く沈んだ色で表示されます。202214_%E3%83%AD%E3%82%B4%E8%A1%A8%E8%A3%8F

  

  


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今後とも「mixpace」をよろしくお願いします。